2010年02月28日
ワンバーナーとエスプレッソ・カプチーノマシンで作るコーヒー

本格的なカフェ御用達に見えるが、これはアウトドアでも十二分に能力を発揮するマシーン。
名前は、
Bellmann(ベルマン)エスプレッソ・カプチーノ コーヒーメーカーCX-25
というもの。
このマシーンで作る本格エスプレッソ・カプチーノは、スチームの力でを利用して抽出するので、少ない粉の量でも3~9カップを作ることができる。
◆エスプレッソ・カプチーノ コーヒーメーカーでエスプレッソコーヒーを淹れる手順を紹介しよう

天辺にある、ノブを回して中身を全部だす。

必要なカップ数に応じて、本体内側に刻印してある3・6・9の数字を目安に水を入れる。

9カップの刻印以上に水を入れないこと。
安全バルブを塞いでしまうので、絶対守ること。

バスケットをメインシャフトに通し固定する。
円盤みたいのは、リデューサーと呼ぶもの。カップ数に応じてコレを使う。
9カップ作る場合は、リデューサーを外す。
6カップの場合は、リデューサーの短い法を下に向けて使用し、3カップの場合は逆に長い方を下に向けて使用する。
画像の場合は、そのまま差し込むと、3カップとなる。

リデューサーをバスケットにセットし(9カップの場合は不要)、コーヒーの粉をバスケットの縁のへりまで入れ、スプーンで表面を平らにする。

本体とトップリッドを完全に密閉するために、バスケットの縁やパッキンの間にこぼれた粉をきれいに拭き取る。
パッキンを乗せて、フィルタースクリーンを乗せる。

ハンドルを取り付ける。(画像の本体うしろ側)
コーヒー抽出口がハンドルの位置と反対側になるようにトップリッドをセットし、ノブを時計方向にきつく締め付ける。

スチームバルブを右に回して閉め、コーヒーバルブを左に回して開ける。

本体をバーナーの上に置き、中火で熱を加える。
この時、炎が本体の脇からはみ出さないように注意する。
直火を当てるとハンドルやトップリッドの一部が解けることがあるので、注意。

3~10分(熱源の種類や、天候によって異なる)後、沸騰点に達してゴボゴボ音がし始めたら、コップを持って、コーヒー抽出口でエスプレッソコーヒーを入れる。
強く出したい場合には、コーヒーが出始めたら30~60秒の間、コーヒーバルブを閉めて圧力を上げ、その後開く。

人数分が出終わったら、コーヒー抽出口のバルブを閉める。
エスプレッソコーヒーだけの場合は、ここでバーナーの火を止め、スチームバルブを開いて蒸気を抜く。
カプチーノを作る場合は、そのまま3~5分火に掛けておく。
クレマのりのりの濃厚なエスプレッソという訳にはいかないが、
ベルマンCX-25は直火式にしては優秀で、まずまずのエスプレッソの完成!
◆美味しいカプチーノコーヒーを淹れる手順を紹介しよう
ベルマンCX-25の本領を発揮するのは、これから。
なんと、フォームドミルクを作ることができるのだ。

ミルクを泡立てると2倍以上になるので、半分以上にならないように入れる。
必要量がコップ半分以上になる場合は、もう少し大きめの鍋などに入れる。
スチームノズルの先端を、ミルクを入れたコップ(表面よりやや下)に入れる。
強くて安定した蒸気が出るまで、スチームバルブをゆっくり開ける。
ミルクを泡立てる「シュウォー」という音がする。
この作業をミルクの泡が膨らんでくるまで行う。
ただし、ミルクを煮立てないように注意。
きれいな細かな泡がをつくるのには、多少のコツが必要だが、慣れれば上手にできるようになる。

出来上がった、フォームドミルクをスプーンに取って、エスプレッソの上にのせる。

出来上がった、フォームドミルクをスプーンに取って、エスプレッソの上にのせる。
好みで、シナモンパウダー、チョコレートあるいはナツメグを上にかけて出来上がり。
◆今回使ったアウトドアコーヒー道具

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Bellman ベルマン CX-25 小形軽量でありながら、本格エスプレッソ、カプチーノをたてられるマシーン。少ない粉の量でも3~9カップを作ることができる。 |
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スノーピーク(snow peak)ギガパワーデルタポッドCB 剛性のある板状3本脚で、安定感ある低重心にデザインされている分離型ストーブ。背の高いバーナーよりも安心感が違う。 |
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スノーピーク(snow peak) バーナーシート バーナーの輻射熱をカットし、テーブル面などを傷めないアルミ加工断熱シート。 収納の際は小さく折り畳んだり・丸めたりしてコンパクトになる。 |
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スノーピーク(snow peak) チタン先割れスプーン チタンなので軽量で丈夫、しかも、金属臭さがない。スプーン・フォーク兼用でひとつあると便利。 |
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スノーピーク(snow peak) チタンダブルマグ300mlフォールディングハンドル ハンドルが折りたためるのでスペース的にも邪魔にならず、チタンなので軽い。ダブルウォールなので、中の物も熱い物は熱く、冷たい物は冷たくキープできる。 |

2010年02月19日
ワンバーナーとエスプレッソメーカーで作る旨いコーヒーの淹れ方
エスプレッソとは、蒸気圧で一気に抽出するコーヒーのことをイタリアでは、こう呼ぶ。

直火式エスプレッソメーカーを、イタリアでは「マキネッタ」と呼ぶ。
上下2つのポットの間にコーヒー粉を入れるフィルターがあり、下のポットに水を入れて沸かすと湯がフィルターを通ってコーヒーを抽出しながら上のポットに上がるという仕組み。
高温の蒸気を利用して短時間で抽出するので、ドリップ式などの、こして入れるコーヒーに比べまろやかなコクと苦味が出る。
今回使ったのは、本場イタリアでは“一家に1台”と言われるほど普及している、ビアレッティ社の「モカ・エクスプレス」。

器具の上下を取り外し、フィルターを取り出す。

下部ポットに目盛りどうりに水を入れる。
水位がポットについている安全弁の高さを超えないように注意する。

フィルターホルダーにコーヒー粉を入れる。

メジャーカップの底で粉の表面を軽く押さえ平らにならす。
強く押しすぎると、きめ細かな泡が立たないので、加減を知る必要がある。

上部のポットをねじ込む。
隙間があると蒸気が漏れて抽出できず火傷の恐れがあるので、水平に持って慎重にしっかり締める。

バーナーに乗せて強火にかける。
コーヒーがフィルターを通って上部ポットに上がってくると、シューという音がしてスチームが噴出してくる。
火が強いので取っ手が焦げないように注意。

コーヒーが上部ポットに上がりはじめたら中火にし、スチームの音がしなくなりコーヒーが全部上がったら泡が消えないうちに素早くカップに注ぐ。
好みで砂糖や泡立てたミルクなどを添える。
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直火式エスプレッソメーカーを、イタリアでは「マキネッタ」と呼ぶ。
上下2つのポットの間にコーヒー粉を入れるフィルターがあり、下のポットに水を入れて沸かすと湯がフィルターを通ってコーヒーを抽出しながら上のポットに上がるという仕組み。
高温の蒸気を利用して短時間で抽出するので、ドリップ式などの、こして入れるコーヒーに比べまろやかなコクと苦味が出る。
今回使ったのは、本場イタリアでは“一家に1台”と言われるほど普及している、ビアレッティ社の「モカ・エクスプレス」。
◆直火式エスプレッソメーカーでコーヒーを淹れる手順を紹介しよう

器具の上下を取り外し、フィルターを取り出す。

下部ポットに目盛りどうりに水を入れる。
水位がポットについている安全弁の高さを超えないように注意する。

フィルターホルダーにコーヒー粉を入れる。

メジャーカップの底で粉の表面を軽く押さえ平らにならす。
強く押しすぎると、きめ細かな泡が立たないので、加減を知る必要がある。

上部のポットをねじ込む。
隙間があると蒸気が漏れて抽出できず火傷の恐れがあるので、水平に持って慎重にしっかり締める。

バーナーに乗せて強火にかける。
コーヒーがフィルターを通って上部ポットに上がってくると、シューという音がしてスチームが噴出してくる。
火が強いので取っ手が焦げないように注意。

コーヒーが上部ポットに上がりはじめたら中火にし、スチームの音がしなくなりコーヒーが全部上がったら泡が消えないうちに素早くカップに注ぐ。
好みで砂糖や泡立てたミルクなどを添える。
◆今回使った道具
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BIALETTI(ビアレッティ) モカエキスプレス イタリアの家庭で愛用されている【モカエキスプレス】。【モカエキスプレス】といえばBIALETTI(ビアレッティ)と 言われるほどイタリアの家庭で愛用されている。1カップ・2カップ・6カップのサイズがある。 |
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スノーピーク(snow peak) チタンダブルマグ300mlフォールディングハンドル ハンドルが折りたためるのでスペース的にも邪魔にならず、チタンなので軽い。ダブルウォールなので、中の物も熱い物は熱く、冷たい物は冷たくキープできる。 |

2010年02月14日
ワンバーナーとペーパードリップで始める、旨いコーヒーの淹れ方
ペーパードリップは、ネルドリップを簡略した淹れ方。

雑味が少なく、豆の個性を引き出すことができるのが魅力だ。
粉の中心に、湯を細くゆっくりと注いで、しっかり蒸らす美味しい淹れ方をマスターしたい。
◆ぺーパードリップでコーヒーを淹れる手順を紹介しよう

ペーパーに折り目を入れて、隙間がないようにドリッパーにセット。

人数分の粉(2人分で20~30gが目安)を入れる。

湯を均等に浸透させるために、粉を入れたドリッパーを軽く振りながら、表面が水平になるようにならしておく。

適温の90度~96度に沸かしたお湯を、粉の中心に細く注ぐ。
お湯を注ぐ範囲は、中心部に500円玉一枚分程度が目安。
粉の端に注ぐと、側面から下に流れるだけなので、端にかけないのも注意したいポイント。
新鮮な粉は、湯を注ぐとフンワリと膨らんでくる。
粉にお湯が染み込んで、膨らみがしぼむまで、少し様子を見る。

粉がしぼんだら、再びお湯を注ぐ。
粉が膨らんだら(1回目よりもひと回り大きく)、注ぐのをやめる。
コーヒーの抽出液のしずくがポタポタと落ち始める。
これが濃縮された、コーヒーのエキス。
お湯を注ぎ、膨らんだら平らにする。
この工程を約1分間、繰り返す。
この1分が味を左右する大切な時間。
◆ぺーパードリップでコーヒーを淹れるポイント
最初の1分を丁寧にじっくりと入れたら、後は、好みで調整する。
軽い味わいが好きな方なら、1分ほどかけて太く早めにお湯を注ぐ。
しっかりとした味わいが好みなら、2分ほどで細めにゆっくりと注ぐ。
自分の好みにピッタリの抽出時間を探るのも、コーヒーを楽しむ醍醐味だろう。
早く飲みたいばかりに焦るのは、禁物!
「最初の1分間は、じっくり」を心がけて、理想の淹れ方をマスターしたい。
◆今回使った道具
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ユニフレーム(UNIFLAME) コーヒーバネット 1本のステンレスワイヤーでできた、折りたたみ式コーヒードリッパー。2人用と、4人用がある。 |
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コーヒーバネットミニフィルター コーヒーバネット専用のペーパーフィルター。こちらも2人用と4人用がある。 |
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ユニフレーム(UNIFLAME) トレイルケトルM 底が広く、熱効率に優れたやかん。お湯を沸かす時間も、ガスの燃料も節約できるアウトドアならではの、ケトル。 |
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スノーピーク(snow peak) チタンダブルマグ300mlフォールディングハンドル ハンドルが折りたためるのでスペース的にも邪魔にならず、チタンなので軽い。ダブルウォールなので、中の物も熱い物は熱く、冷たい物は冷たくキープできる。 |

2008年01月03日
ワンバーナーとパーコレーターで始める、旨いコーヒーの淹れ方
パーコレーターは、ポコポコ感が楽しい、アウトドアならではのコーヒーの淹れ方。

パーコレーターの楽しみは、フタに付くガラスのつまみにポコポコとお湯が沸きあがる様子が見えることだ。
アウトドアならではのコーヒーの淹れ方かも知れない。

パーコレーターとは、ポットに水を入れ、付属のバスケットにコーヒーを入れて火にかけると、蒸気圧によって湯が粉に浸透して落ちるというのが基本的なメカニズムである。
循環を繰り返すことによって、コーヒーを抽出するパーコレーターは、シンプルな器具だけにアウトドアで使いやすく、昔の西部劇の焚火シーンなどでもよく見かける。
浅く煎った荒挽きのアメリカンタイプの豆をパーコレーターで淹れれば、ワイルドな味わいでカウボーイ気分にもひたれるだろう。

パーコレーターから付属のバスケット(中子)を抜き、必要なカップ数の水を入れる。

バーナーに載せて、お湯を沸かす。

バスケット(中子)にカップ数のコーヒー粉を入れる。
軽く振って粉の上面を平らにする。

お湯が沸いたら、パーコレーターを火から降ろす。
コーヒー粉の入った、バスケット(中子)にフィルターをセットする。
バスケットを静かに、パーコレーターに沈めて、パーコレーターのフタをする。

再びパーコレーターをバーナーにかけるが、火は弱火から中火。
30秒ほどたつと、湯が上に上がってくる。

ポコポコと吹き上がってくるコーヒーの色で出来具合を判断する。

火を止めてカップに注ぐ。
長時間火にかけると、渋味や苦味が増して味が悪くなる。
浅煎りの豆を粗く挽いたものを用意し、火にかけて沸騰したら、すぐに火からはずすようにして淹れると、香りを損なわず、比較的失敗が少ない。
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パーコレーターの楽しみは、フタに付くガラスのつまみにポコポコとお湯が沸きあがる様子が見えることだ。
アウトドアならではのコーヒーの淹れ方かも知れない。

パーコレーターとは、ポットに水を入れ、付属のバスケットにコーヒーを入れて火にかけると、蒸気圧によって湯が粉に浸透して落ちるというのが基本的なメカニズムである。
循環を繰り返すことによって、コーヒーを抽出するパーコレーターは、シンプルな器具だけにアウトドアで使いやすく、昔の西部劇の焚火シーンなどでもよく見かける。
浅く煎った荒挽きのアメリカンタイプの豆をパーコレーターで淹れれば、ワイルドな味わいでカウボーイ気分にもひたれるだろう。
◆パーコレーターでコーヒーを淹れる手順を紹介しよう

パーコレーターから付属のバスケット(中子)を抜き、必要なカップ数の水を入れる。

バーナーに載せて、お湯を沸かす。

バスケット(中子)にカップ数のコーヒー粉を入れる。
軽く振って粉の上面を平らにする。

お湯が沸いたら、パーコレーターを火から降ろす。
コーヒー粉の入った、バスケット(中子)にフィルターをセットする。
バスケットを静かに、パーコレーターに沈めて、パーコレーターのフタをする。

再びパーコレーターをバーナーにかけるが、火は弱火から中火。
30秒ほどたつと、湯が上に上がってくる。

ポコポコと吹き上がってくるコーヒーの色で出来具合を判断する。

火を止めてカップに注ぐ。
長時間火にかけると、渋味や苦味が増して味が悪くなる。
◆パーコレーターでコーヒーを淹れるポイント
浅煎りの豆を粗く挽いたものを用意し、火にかけて沸騰したら、すぐに火からはずすようにして淹れると、香りを損なわず、比較的失敗が少ない。
◆今回使った道具
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スノーピーク(snow peak) ステンレスパーコレーター6カップ ステンレス製の6カップ用パーコレーター。 |
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スノーピーク(snow peak) ギガパワーBFストーブ ラージアーバー 優れた安定感の分離型ストーブ。BFストーブは、ギガパワーガスを装着するデタッチャブル(分離型)タイプのストーブ。 |
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スノーピーク(snow peak) チタンダブルマグ300mlフォールディングハンドル ハンドルが折りたためるのでスペース的にも邪魔にならず、チタンなので軽い。ダブルウォールなので、中の物も熱い物は熱く、冷たい物は冷たくキープできる。 |

2008年01月02日
ワンバーナーとインスタントで始める、旨いコーヒーの淹れ方
気軽に始められる、インスタントで作る旨いコーヒー。

インスタントの手軽な旨さは侮れない。
特に最近は、ドリップコーヒー顔負けの味と香りのコーヒーが増えている。
シンプルなワンバーナーとシェラカップで、まずは、アウトドアで飲むコーヒーの楽しさを知ってほしい。

エスビットとシェラカップは、アウトドアで旨いインスタントコーヒーを飲む基本のセット。
シンプルで軽量だし、燃料が消えるまで温かいコーヒーのまま飲める。

用意する水によっては、全然、味が違うので試してもらいたい。
最近は、カフェラテやカプチーノのインスタントに、きちんと泡の立つものも登場。
自分の好みにあった、コーヒーを楽しんでもらいたい。
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インスタントの手軽な旨さは侮れない。
特に最近は、ドリップコーヒー顔負けの味と香りのコーヒーが増えている。
シンプルなワンバーナーとシェラカップで、まずは、アウトドアで飲むコーヒーの楽しさを知ってほしい。

◆エスビットとシェラカップではじめるアウトドア・コーヒー
エスビットとシェラカップは、アウトドアで旨いインスタントコーヒーを飲む基本のセット。
シンプルで軽量だし、燃料が消えるまで温かいコーヒーのまま飲める。
◆今回使った道具
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Esbit(エスビット) ポケットストーブ/スタンダード サイズが超コンパクトでポケットにすっぽり入るサイズ。しかもマッチ1本で手軽に着火できる為、とっても便利なコンロ。 |
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スノーピーク(snow peak) ワッパーカップ 超軽量で丈夫、熱伝導率が低く、金属臭くない、チタン製のシェラカップです。ハンドルは折畳式。 |
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固形燃料を2個使い、お湯を沸かす。 ミネラルウォーターを準備することをオススメする。 |

◆様々なスタイルで、試してみよう
用意する水によっては、全然、味が違うので試してもらいたい。
最近は、カフェラテやカプチーノのインスタントに、きちんと泡の立つものも登場。
自分の好みにあった、コーヒーを楽しんでもらいたい。
